ぬいぐるみを製作したいけどどんな生地で作ればよいかわからないという方は非常に多いと思います。

生地を選ぶ際に気をつけるべきポイントはいくつかありますが特に下記3つのポイントに気をつけましょう。

 

ポイント1 製作したいぬいぐるみのサイズはどれぐらいか。

ぬいぐるみはサイズによって使いやすい(縫いやすい)生地が異なります。

基本的に小さいサイズ(10cm以下)は縫いにくいので小さいぬいぐるみを製作する際はナイレックスという生地が使いやすいです。

ナイレックスは毛足が非常に短い生地になるので刺繍や印刷(プリント)の表現がしやすく綺麗に製作できます。

反面、多くの方がイメージされるぬいぐるみの優しく柔らかい手触り感は無くなります。

20cm以上のぬいぐるみを製作する場合はぬいぐるみ製作時によく使われるボア系の生地がおすすめです。

ボア系の生地の中でも毛足が長いもの・短いもの等種類があります。

多くの方がイメージされるぬいぐるみの優しく柔らかい手触り感はこのボア系の生地になります。

 

ポイント2 パーツ(眼や口等)をどのような方法で製作したいか。

パーツをどのような方法で製作したいかによってもおすすめの生地は変わってきます。

眼や口の表現方法には刺繍・印刷・生地を貼り付ける、プラスチック等の素材のパーツを取り付けるなど主に4パターンあります。

素人の方やコストを抑えたい方は生地を貼り付ける方法で製作すると作りやすいです。

生地を貼り付ける場合はフェルト生地がおすすめです。

素人の方や趣味でぬいぐるみを製作される方はこの方法が簡単ですのでおすすめです。

デメリットとしては見た目が安っぽくなってしまうのとパーツが剥がれやすいという問題点があります。

弊社でお客様のぬいぐるみを製作させていただく際はあまりおすすめしておりません。

刺繍や印刷(プリント)でパーツを表現する場合はナイレックスを使えば綺麗に製作できるのでおすすめです。

パーツの難易度が高くなければボア系の生地でも綺麗に製作できますのでお好みで選択するのが良いと思います。

 

ポイント3 デザインの難易度(複雑度)

根本的なことですがデザインの難易度(複雑度)によってはご希望の生地を使用できない場合もあります。

例えば下記のようなぬいぐるみを製作する場合サイズが小さく(10cm)パーツが非常に細かく複雑です。

この場合フェルト生地を貼り付けてパーツを表現することはおすすめできません。

刺繍でここまで細かく表現することも難しいので選択肢としては印刷(プリント)でパーツを表現することになります。

この場合ナイレックスを使えば細かいパーツも印刷(プリント)で綺麗に再現できます。

生地の選択はナイレックスをおすすめすることになります。

ぬいぐるみ制作事例

もし使いたい生地が事前に決められているような場合はその生地でも再現できるようなぬいぐるみのデザインを製作する必要がでてきますので注意が必要です。

以上、色々書きましたがどの生地が良いか選択するのもなかなか難しい判断です。

依頼しているぬいぐるみ製作会社に希望を伝えてあとはお任せするのが安心かなと思います。

ぬいぐるみ製作のご依頼はぜひぬいぐるみ制作専門店SUPYまで!

*弊社では生地のみの販売は行っておりません。あらかじめご了承ください。

 

おまけ

生地選びが大切なことはわかったけどそもそもどうやってぬいぐるみを製作すればいいの?と言う方は、ぬいぐるみ製作方法を教えてくれる本を読みながらまずはその通りに製作してみると良いですよ。

ぬいぐるみ制作専門店SUPYでは「ぬいぐるみ作りに役立つ本・書籍」でスタッフがぬいぐるみ製作に役立つ書籍を紹介しています。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

ぬいぐるみ製作初心者はもちろん中級者・上級者向けにおすすめの本も紹介しています。

まずは本を読みながら作ってみて慣れてきてから自分が作りたいキャラクターやオリジナルのデザインにチャレンジしてみると製作がスムーズです。