オリジナルのぬいぐるみを手作りしたい!推しぬいしたい!
でもどうやって制作したら良いの?
ぬいぐるみの作り方がわからず作業が進まないとお悩みの方必読です。
オリジナルのぬいぐるみを作成するプロ集団「ぬいぐるみ制作専門店SUPY」がぬいぐるみを作るために必要なコツを伝授いたします。
ぬいぐるみ制作に絶対おすすめな道具6選 |
目打ち |
聞き慣れない言葉かもしれませんがぬいぐるみ作りだけでなく手芸全般に使える便利な道具です。
目打ちにも種類があり、なめらか目打ちやNカーブ目打ちなどありますがまずは定番のものを1本購入しておけばOKです。
ぬいぐるみ制作に慣れてきたら徐々に道具を揃えていけば良いと思います。
目打ちといえばクロバー (Clover)製が定番です。
最近だと100円ショップのSeria(セリア)でも販売しているのを見かけました。
Seria(セリア)は手芸裁縫に使える商品に力を入れている印象があります。
最初は100円のもので試すのもありですね。
目打ちは色々な使い方がありますがぬいぐるみ制作だと
・ミシンをかける時に使う
・目等のパーツを付けるときに生地に穴を開ける
・縫い目をほどきたい時に目打ちをひっかける
目打ちを使う場面は多々ありますのでぬいぐるみ制作には必須のアイテムです。
かんし |
ぬいぐるみ制作に使える手芸用のかんしです。
こちらも目打ちと同様にクロバー (Clover)製が有名です。
Amazon等ネット通販でも簡単に買えますしどこの手芸屋に行っても置いてあると思います。
用途としては袋状に縫った手足や耳等のパーツを挟んで綺麗に裏返すのに便利です。
特にサイズが小さい箇所は指で裏返そうとしてもなかなかうまくいきません。
かんしは挟んでロックできるのであとは挟み込んだまま引っ張れば簡単に裏返せます。
ちょっとしたことかもしれませんがかんしを使うことでイライラすることもなくスムーズに作業できますよ!
中綿を詰めるのにも代用できます。
手足や耳等の綿を入れにくいパーツに使えます。
細工はさみ |
細工はさみはすでに持っている人も多いのではないでしょうか。
小学生の時に家庭科の授業で使った記憶がある人も多いと思います。
しっかり切れるのであれば新しいものを買う必要もないので家にある裁縫箱を探してみてください。
一般的にぬいぐるみに使うような生地はなかなか綺麗に切りにくかったりします。
手の大きさや指の長さは人それぞれですのでぜひ自分に合う細工はさみを見つけてください。
高価なハサミから安価なものまでピンキリです。
糸切りはさみ |
文字通り糸を切るのに使うはさみです。
糸切りはさみもどの家庭にも1つは持っている可能性大です。
手縫いでもミシン縫いでも糸切りはさみは必須です。
とにかく糸がしっかり綺麗に切れるはさみが便利でおすすめです。
糸がなかなか切れないとイライラしますので。。。
細工はさみ同様、手になじんで切りやすい(切れやすい)ものを買いましょう。
糸切りはさみもクロバー (Clover)製が有名です。
手芸用ボンド |
1本あると様々な用途で使えます。
小さい子どもがいると幼稚園の名札等を貼るのにも便利ですよね。
ぬいぐるみ制作で言うとフェルトの切り貼りには手芸用ボンドが必須です。
ちょっと処理が雑になってしまった縫製部分にボンドをつけて補修するのにも使えます。
100円ショップにも売っているので探してみてください。
Amazon等ネット通販でも簡単に手に入ります。
綿詰め用スティック(スタッフィングスティック) |
ぬいぐるみの綿を詰める専用の棒です。
あると便利ですが最初は無くてもOK。
特に初心者の方はわざわざお金を出して買う必要ないと思います。
ぬいぐるみ制作に本気で取り組み人はサイズ違いで3種類くらい用意しておくと便利です。
代用品はお箸でOK。
食事に使うあの「お箸」です。
注意点としては先がとがっていないお箸にしてください。
割り箸でもOKです。
力を入れ過ぎて折れないように気を付けてくださいね!
ぬいぐるみ制作で必要になる材料を準備しよう! |
まずは材料を準備しましょう。
極論、生地は何でもOKです。
古くなった衣服の生地を使ってもいいですし100円ショップで売っている様な生地でもOKです。
初心者は失敗することも想定して最悪捨ててもよい生地で作ると安心です。
作りやすさを重視するのであれば最初はフェルト生地がオススメです。
しかしフェルト生地はかたいので立体的なぬいぐるみを作りたい場合はもっと柔らかい生地がいいでしょう。
ナイレックス生地であれば毛足も無く生地も柔らかいので扱いやすいです。
フェルト生地もナイレックス生地も100円ショップで売っています。
お店まで買いに行くのが手間な人はネット通販するのも良いでしょう。
今の時代は生地もネットで買うほうが安いかもしれませんね。
手芸屋さんで販売している端切れ生地でもOKです。
生地はサイズの種類があるので作りたいぬいぐるみのサイズを想定してから生地を買いましょう。
タオル地の生地は毛足があり伸縮性もあるので初心者には扱いにくいかと思います。
綿がないとぬいぐるみ制作は始まらない |
生地は極論何でもOKと言いましたがぬいぐるみの中に入れる綿は何でもOKとは言えません。
綿の種類によって作りやすさが変わってきます。
一般的に手に入りやすくぬいぐるみ制作におすすめの綿を紹介します。
この手芸綿は弾力性もあり洗濯もOKなのでおすすめです。
ぬいぐるみで使う場合、弾力性がないとぬいぐるみの型が崩れてしまい綺麗な形状を保てません。
100円ショップで販売している綿と比較すると数百円高価ですがこちらの綿のほうがおすすめです。
袋で圧縮されているので量が少なく見えますが開封してモミモミするとなかなかの大ボリュームです。
ひとまず1個買っておけば安心です。
ペレットがあると便利! |
ぬいぐるみ作り未経験者には聞き慣れない言葉「ペレット」とは何でしょうか?
ペレットとはぬいぐるみの中に綿と一緒に入れるビーズのようなものです。
一般的にはお手玉の中に入っているビーズを想像するとイメージしやすいかもしれません。
詳しくはペレットとは?を参考にしてください。
このペレットを使うことによってぬいぐるみの重りになったりします。
特に座りポーズで背もたれなく倒れないように安定して座らせたい場合に使います。
お尻の部分にペレットを入れることで重りになるんですね。
座りポーズはお尻にペレットを入れて重くすることで安定して座ることができるんです。
その他にも抱き枕のようなぬいぐるみを作りたい時にも重宝します。
ペレットの素材にも色々種類があります。
プラスチック製もあれば木でできたペレットもあるのですがぬいぐるみ作りで使う場合はプラスチック製のものがおすすめです。
プラスチック製であればぬいぐるみを洗濯しても染み込む心配がないので安心して洗濯できます。
今はペレットもAmazonで通販できるので便利ですね。
手芸屋さんでも売っているので好きな店で買えば良いと思います。
種類も色々ありますが特にこだわらずプラスチック製のペレットにしておけば良いでしょう。
ぬいぐるみのデザインを決めましょう! |
ぬいぐるみを制作する!
と決めたらまずはデザインを決めていきましょう。
デザインを制作するときに注意する点は
ぬいぐるみとして再現できるデザインなのか?
という点です。
あとは単純にシンプルでサイズが大きいほうが制作しやすいです。
オリジナルのキャラクターでぬいぐるみを作りたい場合は余り細かいパーツ等を作り込むのは避けましょう。
形状も円形や四角形など造形しやすいデザインにすると良いでしょう。
ぬいぐるみで「再現できるデザイン」と「再現できないデザイン」の違いについて
オリジナルで作ったデザインを刺繍したい場合はブラザー(brother)のFamily marker FM1100という刺繍ミシンがおすすめです!
業務用ではなく家庭用の刺繍ミシンなので使いやすいです。
詳細はぬいぐるみ制作のプロがおすすめする刺繍ミシンで説明しています。
ぬいぐるみのサイズを見極める! |
ぬいぐるみのデザインを作成する時にどのぐらいのサイズで作りたいかをイメージしておきます。
- ぬいぐるみの用途は?
- 仕様は?
を考えた上でサイズを決めましょう。
サイズは小さいより大きいほうが作りやすいです。
最初は全長最小15cm以上、最大30cm以内で作成するのが作りやすくておすすめです。
ぬいぐるみの生地を選びましょう! |
どの生地を選ぶかによって制作の難易度は変わってきます。
オリジナルのキャラクターの場合パーツを細かく小さくデザインするのは避けましょう。
生地での再現が難しくなります。
パーツ(目・鼻・口等)を刺繍したいのであれば刺繍がしやすい生地にするのも良いでしょう。
刺繍ミシンはブラザー(brother)のFamily Marer FM1100がおすすめです。
刺繍ミシンについてはぬいぐるみ制作のプロがおすすめする刺繍ミシンを参考にしてください。
刺繍をする場合は毛足は短い生地がおすすめです。
毛足の長さは最長でも2mmか3mm程度にしましょう。
5mm以上になると毛足が長過ぎて刺繍しにくくなります。
特にオリジナルのキャラクターの場合、パーツが細かく小さいとせっかく刺繍しても毛が長いためパーツが埋もれて見えにくくなってしまいます。
そんな時は目や鼻等のパーツを購入することを検討するのも一案です。
サイズも種類も豊富なので最初はまとめて複数のサイズを数種類用意しておくと比較できて作りやすいです。
フェルト生地を切り貼りしてパーツを制作するのであればフェルト生地を購入する必要があります。
初心者の方や縫製になれていない方は最初難しく感じるでしょうから扱いやすいフェルト生地はおすすめです。
フェルト生地は大型スーパー(イトーヨーカドー等)の手芸コーナーや100円ショップ等でも売っています。
わりとどこにでも売っている生地ですし価格もお手頃で購入しやすいです。
フェルト生地で作りやすいぬいぐるみは表生地と裏生地の2枚合わせだけで作れる様なぬいぐるみがおすすめです。
フェルト生地は切り貼りして貼り付ける分には問題ないですが生地がかためです。
形状が複雑なぬいぐるみや丸み(円形)を綺麗に縫製で再現したい場合は扱いにくいので注意が必要です。
タオルのように柔らかくモフモフ感がある生地を好む方はボア生地やパイル生地・ベルベット生地あたりがおすすめです。
パイル生地やベルベット生地はタオルみたいに柔らかくてモフモフすると気持ちいい生地で紹介しています。
伸縮性があり毛足もあるので初心者の方は扱いにくいと思います。
はじめは扱いやすいフェルト生地で制作して慣れてきたら他の生地にもチャレンジしてみるとよいでしょう。
生地は自分の技量や作りたいぬいぐるみ次第で向き不向きもあります。
作ったぬいぐるみを誰にあげるか誰が遊ぶかによっても使い分ける必要があるかもしれません。
例えば乳幼児のためにぬいぐるみを作ってあげたいと言う人は乳幼児に使うガーゼを使うのも良いでしょう。
アトピーなどのアレルギー体質の子どものためにオーガニック生地を選択する人もいるでしょう。
生地の良い悪いではなく使う相手によって生地を選ぶと安心していただけるかもしれません。
赤ちゃんにとって安全なぬいぐるみとは?でも説明しています。
誰にでも100%安心安全と言い切れることはないと思っています。
当然向き不向きもありますから心配な方は生地店の人に相談しながら選ぶとよいでしょう。
自分の判断で選べるように知識をつけておくと後々ぬいぐるみ作りにも活かせます。
自分で手作りすると言うことは自分で生地を選べると言う選択肢があると言うことです。
この点は大きなメリットになると思います。
ぬいぐるみ制作に役立つ動画 |
どのようにぬいぐるみが制作されているのか動画で紹介しています。
ぬいぐるみをかわいく制作するためのコツを紹介しています。
ぬいぐるみ作りに役立つ本・書籍 |
ぬいぐるみ制作専門店SUPYのスタッフがおすすめする「ぬいぐるみ作りに役立つ本・書籍」を紹介しています。
ぬいぐるみ作りがはじめての方から初級者〜上級者までレベルに合った本をアドバイス付きで紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
ぬいぐるみ制作を仕事にしたいと考えている人にもおすすめです。
型紙が付属している本を購入して本にそって作っていけばどんどん上達していくはずです。
まずはチャレンジしてみて少しづつ慣れていくとよいでしょう。
ぬいぐるみ制作を難しく感じる方も多いと思います。
段階をふんでステップアップしていけば大丈夫です。
自分の好きなキャラクターを自由に作れるようになるとすごく楽しいですよ!
ぬいぐるみを手作りする前にイラストと完成したぬいぐるみを比較してみましょう。
どのように手作りされているのか形状や縫製の参考にオリジナルぬいぐるみ制作まとめ(作り方参考)を一読しておくのもよいと思います。
オリジナルのキャラクターでぬいぐるみを作りたい場合まずは自分自身でイラストを描いてみるところからスタートします。
そのイラストを立体的なぬいぐるみにしたらどのようになるのかという解説をオリジナルぬいぐるみ制作まとめ(作り方参考)でしています。
- すでにぬいぐるみを手作り中で少しつまづいた時
- どうやって型をつくればいいか戸惑った時
- どうやって縫製すればいいか分からなくなった時
参考にもなるのでブックマーク保存しておくとすぐに確認することができるのでおすすめです。
サラッとイラストと完成したぬいぐるみの写真を比較してみるだけでもイメージが沸いてくると思いますよ!
小さい子ども(乳幼児・幼児)がいるママやおばあちゃんでぬいぐるみを手作りしたい人はフェルト生地で作るアンパンマンはいかがでしょうか?
子どもはアンパンマンが大好きなのできっと大喜びするでしょう。
アンパンマンのぬいぐるみを手作りするのは難しいのでは?
と感じる人も多いと思いますが心配無用です。
フェルト生地は生地もかためで扱いやすいです。
自分のレベルに合った本を選んで初心者向けのぬいぐるみから作ってみましょう。
意外と簡単に作れることを実感していただけると思います。
立体的なアンパンマンは少々難易度が高いです。
初心者の方は表生地と裏生地を貼り合わせるだけで作れるぬいぐるみから作ってみることをおすすめします。
おままごとが大好きな女の子にはおままごとで使えるぬいぐるみを作ってあげると喜びますよ!
野菜などの食べ物中心にとっても種類が豊富です。
作るほうも遊ぶほうも飽きずに楽しめるはずです。
おままごと用途に合わせて野菜を切って遊んだりもできます。
生地で作られているので柔らかいのが特徴です。
かたいおもちゃで怪我をしたり投げて物を壊す危険もないので安心して遊ばせることができます。
少し大きい子どもがいる場合は親子でぬいぐるみを作りながらおままごとをして遊ぶのも楽しいですよね。
すでにぬいぐるみ作りの経験が豊富にある上級者の方で小さい子どもがいるママやおばあちゃんにはアンパンマンと元気な仲間たちPART・4もオススメです。
アンパンマンだけでなくバイキンマンやドキンちゃんの立体的なぬいぐるみを作ることができます。
型紙も付属しているので安心です。
普遍的な形状なので今後色々ぬいぐるみを作っていく上でも応用が効くと思います。
アンパンマンの頭の丸形をきれいに立体的に作れるようになればバリエーションも増やてキャラクターものが作りやすくなるはずです。
動物を作りたいのであれば20cmのフェルトで作る かわいい動物たちがオススメです。
上級者向きですが
- ぞう
- キリン
- ゴリラ
- ブタ
- カンガルー
全部で18種類の動物のぬいぐるみを作ることができます。
どの動物も可愛らしくサイズも20cmとそこそこ大きいのでオブジェとして飾ってみても見栄えがするかわいい作品が作れます。
フェルトで作るかわいい動物たちとありますがフェルト以外の生地で作ってみるのも良いと思います。
作りやすいのはフェルト生地ですがボア系の生地を使えばやわらかくて手触りの良いぬいぐるみを作れます。
毛足がありやわらかく伸縮性があるのでフェルト生地と比較すると作りにくいとは思います。
その分動物らしい毛足があるかわいいぬいぐるみを作ることができます。
毛足が長い生地は縫製の粗さが目立ちにくいと言うメリットもありますよ!
雑貨類を作りたいのであればナチュラルスタイルのフェルトままごと 20cmのフェルトで作るがおすすめです!
クオリティの高い作品が作れるのでディスプレイとして飾るのも最適。
もちろんおままごとなどのごっこ遊びにも使えます。
細部にまでこだわった凝ったぬいぐるみが作れます。
中級者〜上級者向きではありますがカメラや腕時計など普段はなかなか作ることができないぬいぐるみを作ることができる貴重な一冊です。
型紙付きですので安心です。
型紙を拡大コピーして大きくした上で作れば実物大サイズになって面白いですよ!
特に細部が細かい作品は大きい方が作りやすいのでおすすめのアレンジ方法です。
- 古くなったぬいぐるみを処分したい
- プレミア商品のテディベアを売りたい
- 買取できないか?
とお悩みの方は全国のリサイクルショップ – ぬいぐるみの処分 買取をご覧ください。
全国のリサイクルショップ情報をまとめてあります。
【会社・行政様向け】ぬいぐるみを1体ではなく沢山作りたい場合 |
ぬいぐるみ制作専門店SUPYは会社・行政様向けにぬいぐるみの量産をお請けすることが仕事です。
ぬいぐるみ制作をご希望の際はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
*申し訳ございませんが個人の方・個人事業主の方からのご依頼はお請けしておりません。
ぬいぐるみを安く沢山作るにはどうすればよいかお悩みの企業様はこちらを参考にしてください。