オリジナルぬいぐるみを作りたいけれど、
「OEMって何から始めればいいの?」
「ロットはどのくらい?」
そんな疑問を持つPR販促担当の企業の方へ。
当社はサイズ20cm以上・最小ロット100個〜(20cm未満の場合、最小ロット500個〜)OEM を承っています。
この記事では発注前に知っておくべき3つの条件とサンプルの試作〜量産までのフロー・コスト構造・よくある失敗例をまとめました。
読み終えた頃には「具体的に社内稟議を進められる情報」が具現化できるかと思います。
そもそも「ぬいぐるみOEM」とは?
まずOEMについてご説明いたします。
OEM(Original Equipment Manufacturing)とは、自社ブランド(キャラクターやロゴ等)の商品を外部工場で製造する形態を指します。
本件で言うと、ぬいぐるみにしたいキャラクターをお持ちの企業様が外部工場(弊社)にぬいぐるみ制作を外注することがぬいぐるみのOEMとなります。
量産専門の縫製ラインと経験豊富な職人が “安定品質 × コスト最適” で供給できるため、自社でゼロから工場を立ち上げたり、工場を管理するより生産のリードタイムを大幅に短縮できます。
発注前に必ず決める3つの条件
- サイズ:20cm以上推奨。
- 数量:最小100個〜。
- デザインデータ:aiデータ(アウトライン化済)。生地への刺繍・印刷にも必要です。
ぬいぐるみ制作の流れと標準的なスケジュール
- お問い合わせ・概算見積り(3〜5営業日)
- サンプルを試作(3〜4週間)
- お客様にてサンプル確認(1週間) *場合によっては修正
- 量産・検品(2〜3ヶ月間)
- 納品
合計リードタイム:約3〜4ヶ月。
※中国春節や繁忙期、工場のライン調整次第で変動。
※お客様のレスポンス次第で変動。
※サンプル修正が必要な場合、その分納期が延びます。
コスト構造と“最適ロット”の考え方
通常は初期費(型代・刺繍版代等)+材料費+工賃+輸送+関税で構成されます。
弊社の場合は明朗会計とし分かりやすくするため、サンプル代金+量産代金としております。
サンプル代金+量産代金には、送料・梱包代・輸入通関代行費用・
簡単に言うと、基本的にはサンプル代金+量産代金に必要な費用が全て含まれていると言うことです。
一般的にはロットを増やすと(例 100→300→1000個)1個あたりの単価は下がりますが総額は大きくなります。
サイズ20cm未満はパーツが細かく手間が増えるため制作の難易度が上がります。
特にサイズ10cm前後ですと簡単なデザインにしないとそもそも、ぬいぐるみとして再現が難しいケースも多いです。
サイズを小さくする=コスト削減と考えられがちですが、小さいと再現が難しく難易度が上がりますので結果的に割高になる場合があります。
よくある失敗と回避策6選
・小ロットで発注し単価高騰 → 少なくても100個、保管スペースが用意できるのであれば数量を増やし単価を抑える。
・色味がイメージと違う → PANTONE 指定
・納期の直前に発注 → 発注時期から3か月前倒しで稟議
・aiデータの準備遅れ → 事前にデザイナーへ工数確認&データ準備期間を見込んでスケジュール
・安全基準タグを後出し → STマーク・CEの要否を初回ヒアリングで確定
・レスポンスが遅い → 2次代理店の場合、一次代理店のレスポンスを事前に予測し納期に算段しておく
成功事例:20cm×300個で販促成功
キャラクターブランド周年キャンペーンで300個が3日で完売し追加生産へ。
最小ロット100個ではなく300個に増やし単価を削減。
量産前に事前予約を行い、販売個数を確定させたことで正確な見通しが立った。
お問い合わせ
まずはお問い合わせフォームよりご相談ください。
お見積もりは無料です。
aiデータ・ぬいぐるみの参考画像を添付いただくとスムーズです。
サイズ20 cm以上・最小ロット100個〜(20cm未満の場合、最小ロット500個〜)
納期約3〜4ヶ月
- 投稿タグ
- ぬいぐるみ oem