こんにちわ、ぬいぐるみ制作専門店SUPY営業担当Mです。

弊工場は日本国内の企業だけでなく、海外の企業案件も制作しています。

近年は、ぬいぐるみ制作でも環境配慮(エコ素材)が意識されるようになってきました。

「リサイクルPETやオーガニックコットンはぬいぐるみで使えるの?」

「エコ素材を使ってサステナブルに量産したい」

などエコ素材でぬいぐるみ制作を検討中の企業担当者さまはぜひ参考にしてください。

今回は、アメリカ企業の人気キャラクターを題材にして考察したいと思います。

 

まず押さえたい主なエコ素材

– リサイクル PET(rPET)ボア:使用済みペットボトル由来。発色◎

– オーガニックコットン:GOTS認証。肌ざわりが良くベビーグッズ向き。

– 再生ポリエステル綿:通常綿より高いが、CO₂ 排出を削減。

– PLAコーン繊維:生分解性。ただし耐熱性が低いため夏場は要注意。

– バンブーレーヨン:抗菌性あり。光沢感があるので高級ラインに最適。

Tony the Tiger(ケロッグ)

■ TV CM の雄叫び「They’re Grrreat!」で朝食=元気を想起。

■ ぬいぐるみにする場合:オレンジ×黒×白+バンダナで色数も少なく、造形もシンプルでぬいぐるみとして作りやすい。

​​■ エコ素材のアイデア:ぬいぐるみ本体にはリサイクル PET(rPET)ボアを使用。バンダナはオーガニックコットンを使用。

GEICO Gecko(ガイコ)

■ 15 秒広告の常連で動画露出が圧倒的。

■ ぬいぐるみにする場合:メイン色がグリーン、部分的に白色、黄色。基本的な造形がカエルと言うよりは恐竜に近いので恐竜寄りの造形にする。

エコ素材のアイデア:グリーン部分はPLA 繊維ボアとの相性◎。印刷の必要が無いので刺繍メインとする。

Pillsbury Doughboy(ドゥボーイ)

■ ピルズベリー社のイメージキャラクター

■ ぬいぐるみにする場合:ほぼ白一色なので同一の白生地を使用。

エコ素材のアイデア:白色はオーガニックコットンと相性◎。

 

エコ素材でぬいぐるみ制作を成功させる 4 つのポイント


1. キャラクターの色に合う素材を選ぶ — リサイクル PET(rPET)ボアは発色が強い色に向き、オーガニックコットンはパステル向きなど、生地に寄って向き不向きがある。


2. 事前に予算を共有 — 通常の生地と比較するとエコ素材は割高になります。予算が○○円なので予算内で可能なエコ素材を使いたいなど事前に予算を共有いただけるとスムーズです。


3. 認証ラベルをネームタグや台紙に表示 — せっかくエコ素材を活用するのですから「エコ素材を使用しています」と言うことを明記するとブランド価値が高まります。


4. 検査の有無を事前に決めておく — ベビーグッズなど検査機関を利用した検査済み・問題無しの認証は高額な費用と検査時間を要します。検査費用も含め、事前にどうするかを決めておくことが重要です。


以上、アメリカ企業の人気キャラクターを題材にしたぬいぐるみのエコ素材活用についての考察でした。

ぬいぐるみ制作にエコ素材を利用することは通常の費用と比較すると、かなり高額になり、多くの時間も必要になってきます。

予算・時間も踏まえて事前準備が成功の鍵になります。

 

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